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2021年12月17日

マンションアートガラス 2 (マンションエッチングガラス)

博多織のエッチング彫刻ガラス、設置完了。

やはり遠いので足りない資材や道具があると、アウェイでどこに入手できる店舗があるかなど慌てるので、前準備は3回くらい確認して揃えます。ですので資材道具は結構な種類、量になりますが、使わなかったらそれで良し、使うときには持ってきて良かったばい、となります。

15ミリ厚のガラス小口がエメラルドグリーンに光って、きれい。

打ち合わせで背面を黒っぽくしてくれたので、濃淡のコントラストが活きてきます。

 

このようなマンションエントランス、入り口の奥の壁に付きます。

天井に20センチくらい、ガラスをのみ込ませます。下にはステンレスのボックスを特注して内部で高さ調整の作戦ですが、打ち合わせよりも天井が15ミリ低かったので、ステンレスボックス内部の土台を15ミリ低くしてクリア出来ました。

15ミリ厚のガラスは、現場では簡単にはカット出来ません。

 

床タイルの上にステンレスボックス、高さ60ミリの中でガラスの高さ調整をしています。

今回のテーマの博多織り、詳しく初めて調べましたが勉強になりました。

このような柄物は垂直水平を気にして制作すると、気持ちよく見えます。そして彫刻は深くしてエッジを効かせると重厚感が感じられます。浅いと柄物のフィルムを貼ったように勘違いされますので、エッジが光るようにします。

その部分にエネルギーをかけると、第一印象で重厚的で清潔感があるように感じてもらえます。

 

帰りも同様に船です。24時間ほどかかりますが、高速道路を走るよりは体力が楽。

以前は鹿児島まで陸路で3日かけて行ったものですが、今はもう死にます。

 

九州ともお別れです。博多の街は素敵でした。

IDさん、INさん、この半年間、ありがとうございました。お世話になりました。

またお会いできることを楽しみにしています。