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2020年09月16日
オブジェアートガラス(ラリック)
出張の帰路、以前から気になっていた「トヨタミュージアム」へ寄れました。往年の車の展示は素敵でした。
西方面に行くと、相変わらずサービスエリアで「赤福」と「生八つ橋の皮」を目いっぱい食べてしまい、お腹パンパン。
生八つ橋でなくて、生八つ橋の皮、皮って言うのかな?包んでいる柔らかい外側。
アールデコの時代、主にアメリカ社のラジエターマスコットにラリックが人気だったと勉強しましたが、約30種類のラリックカーマスコットがコンプリートされていて、幻と言われているキツネもあり、初めて実物を見ました。
幻と言われている通り、上段真ん中に展示されていました。
造形美が最高です。
30種類くらいの全種類のラリックカーマスコット。
素敵な時代。
たくさんある車でも、国産車でベストワンに好きな車。
もう50年前にこれを作った職人さんらは、やはりすごいです。今と違って様々な機械、コンピューターがない時代、主に手作業ですので体温が感じられます。美しい。
こんな美しい造形の車、また作ってほしいものです。
現在は空気抵抗や燃費、室内空間などが重視されて効率よく合理的な車ばかりですが、この車のようにカッコ良さを根本に、ある意味無駄である部分も生かされている造形、今でもこれを抜ける国産車はないと思っています。
現在の価格は億ですが、車を超えてもう美術品になりました。