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2019年10月17日
自立ガラスサイン(建築・サインガラス)
床や地面からガラスを立てる仕様を「自立」と言います。よく、お問い合わせでも質問される仕様です。
ガラスは強化ガラスを必ず使用します。出来ればガラス小口にステンレスなどの金物を接着すれば尚、安心感があります。
基本さえ守れば、かなり背の高いガラスサインが安全に自立できます。
こちらは街の歩道部分に建てたガラスサインの自立です。高さが2,1mくらいあります。このように外部ですと台風などの天候を考慮します。
地震、台風などでの破損報告は、今までありません。しかし昨今の台風は大型化してきたので、さらにメーカーに安全数値(ガラス厚さなど)を確認していきます。
ガラスを自立させる施工はちょっとコツが必要です。専用資材を使いますが、ガラスメーカーでしか入手できません。(ホームセンターなどでは扱いありません)
自分はデザインの入り口が、学生時代にアルバイトしていた百貨店、デパートの装飾会社での看板職人さんらに勧められてデザイン学校へ行ったので、看板、サイン、ポスターなどが大好物。
あの当時、パソコンなど無いので、看板文字やマークは手描き、職人の世界でした。カッティングシートやポスターカラーが出始めた時代。今思えば、素敵な時代を経験できました。
自分は今でもガラスエッチングや文字など、すべて手描き、あの時代のまま。
ですので、停電しても描けます。おなか減ったらフリーズして描けませんが…