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2022年05月24日

ガラス柱 (店舗アートガラス)

50センチ角で高床から2mくらいのガラスの柱、ガラスのボックス仕様になってます。店内に6本、とても苦労した造形です。

一番の苦労は柱の内部に白樺の木を入れ、メンテナンス出来るように一面が扉になっている部分です。このような場合は丁番も出来るだけ小さなものを希望されるので、強度を考慮しながら25ミリ位の丸い丁番を5個使っっています。3ミリ隙間でガラス扉を付けるのは、思った以上に難しいです。垂直水平がきっちり出ていないといけません。

そして店舗は多くの人が行き来し、しかもお酒を飲む場所はより安全を考えていきます。

6本並ぶと非常にかっこが良い空間になりました。

白樺を入れた状態。

これが後日、予想外、最近はやりの想定外ってやつが起るんです。

活きた木なので呼吸しているわけで、約1か月後にはガラスの柱内部がうっすらと曇りました。これにはデザイナーも予想できず、メンテナンス用の扉が役に立つときが早くも来ました。

でも最初は我々も共に内部をクリーニングするために、店舗終了後の25時集合。

その日は大みそか12月31日だったのも、今は思い出、そんな日にも集まってくれた3名の職人さんにも心から感謝。